Dyckia 'Brittle Star' F3


Dyckia 'Brittle Star' F3
ディッキア・ブリットルスター

名作ブリットルスターのF3個体ということで手に入れた株。 
基本的には世代を重ねるに連れ、オリジナルの特徴は薄れていくものですが、
その中で表れた特徴的な変異個体には園芸品種名がつけられる。

今さらではありますが、Fというのは世代のことで、
F3(third filial generation)ともなると、オリジナルとは違った姿のものになることの方が多いようです。

遺伝のことなんかは メンデルの遺伝の法則 はあまりにも有名。
webには図説付きのわかりやすいページもあります。いやあ、便利。
http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/genetics.htm 

話がそれましたが、この写真の株は細葉、赤黒い葉、白い鋭利な刺、と最高にぼく好みな特徴が出ている個体。

ちなみに Brittle Star F3 から出現した園芸品種をweb上で調べてみたところ、 Dyckia 'Bone' 、Dyckia  'Bucksaw Ripper'、Dyckia  'Michael Andreas'、Dyckia  'Rolling Stone' など、世代を超えることで本当に変化に富むことがわかる。

というわけで、今後もディッキアの新品種は作り続けられるのでしょう。

いつか自分の蒔いた種から育てた個体が新たな名前を持つような、そんな運命的な瞬間に出会いたいものです。

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