Angraecum curnowianum
アングレカム・クルノウィアナム
先日、千葉県市川市の須和田農園に伺った際に一目惚れして買った株。
マダガスカル島の固有種とのことです。
らんにはまったく疎いのですが、花の幅3cmあるかないかの極小型種。
下に細長く伸びたリップは株そのものの大きさの4〜5倍はあるでしょうか。
聞いた話では蘭の分類は変更され易く、毎年のように変動しているようです。
事実、この Angraecum curnowianum という学名で検索をかけると少し違った植物がweb上でも出てきます。
とある方から「Aerangis curnowiana(エランギス・クルノウィアナ) に似ている。」とご指摘を頂き、その名で調べてみると確かにまったく同じ容姿の植物が出てきたので「あれ?これはもしかして学名の誤記載では?」と素人ながらに思い、須和田農園さんに問い合わせてみると、「原種名はイギリスのキューガーデンが定めるものが使用されるものであり、2015/01/22の時点では Angraecum curnowianum が有効な学名です。」とのこと。
なので、Aerangis curnowiana とは異名同種で間違いはないようです。
今後も頻繁に変更があるとなると、蘭の名前を覚えるのはこれまた大変そうです。
でも色々と勉強になった一件でした。