mitsugenの植物写真をいつも撮ってくれている友人のカメラマン、shinji kawata が毎年仕事のためハワイに赴くので、そのついでにと言ってはなんですが、常夏の島ハワイの植物を撮ってきてもらいました。
mitsugenで紹介する植物の殆どがブロメリア科の植物であることはご存知かと思いますが、ハワイはブロメリアが盛んな場所のひとつとして知られています。
ぼくも、機会をみつけて是非伺いたいとは思っているのですが、なかなかそうもいきません。
今回 shinji kawata の許可を得た上で送ってもらった写真を掲載します。
日本では見られないような光景が、さも当然のように広がっています。
熱帯植物を育てる身として、
トロピカルアイランドへの憧れは尽きません。
崖を行く一行。
shinji kawataは山を愛するカメラマン。
いつも山に出かけては「死ぬかと思った」と、帰ってきて口にします。
毎度、そんなわけないやん・・・と思いながらも、彼の写真を見ると「なるほどこれは危険と隣り合わせだ」と思わされるわけです。
美しいアガベ畑です。
右に見える赤く染まった植物はエクメアでしょうか。
ここまで豪華絢爛な花は国内ではなかなかお目にかかれませんね。
カラーリーフが美しいトロピカルプランツガーデンです。
左中央に見える白い花の灌木がスパイスを効かせています。
アガベも悠々とした姿に育っています。
どこにあっても派手なエクメアの花。
ハワイだと放っておいても立派に開花するのでしょうか?
これはお気に入りの1枚。
これが屋外に無造作に置かれているのだから、環境の違いに驚かされます。
どでかいアガベ。
株元にある白いボールは野球ボールではなく、バスケットボールです。
推定3メートルくらいでしょうか?
でかいのは植物だけではなかった。
スクールバスもこのデカさ。しかもおしゃれ。
鉢ごと地植えされたネオレゲリア。
無遮光で綺麗に色付いているようです。
これは岩場に自生していたという小さな植物。
こういう野趣溢れる姿にはときめいてしまいますね。
何やら荒れそうな雰囲気の海辺。
現地では1$を切るというパイナップル。
ご存知の通り、このパイナップルはブロメリア科の植物です。葉を見れば一目瞭然ですね。
ヤシの気に着生したビカクシダ。
画像では伝わりにくいですが、このビカクシダは横幅1.5メートル程なんだとか。
The 熱帯植物 と言わんばかりのサトイモ科の何か。
これも相当大きいことはなんとなく伝わるかと思います。
この WAIMEA VALLEY(ワイメアバレー)は5000種以上の植物を見る事が出来るというボタニカルガーデン。
入園料は$13とのことですが、残念ながらこの中には入れなかったそうです。
と、いうのも、このハワイ遠征時 shinji kawata の財布には300円しか入っていなかったという。彼は、ときに無謀のように思えるような挑戦をするカメラマンです。
キャンプ場にある屋外の水場の下からアロエが顔を出しています。
こんなに迷惑な場所に生えていても許してしまうのが植物好きのサガ。
赤いTシャツのお兄さんがいい味を出していますね。
ハワイはバカンスの地として日本人観光客が多いことでも有名ですが、バカンスだけでなく植物散策としてみるのも一興ですね。
ぼくも小学生の時分に家族旅行でハワイに行きましたが、その頃は植物にはとりわけ興味もなく、今思えば貴重な体験を無下にしてしまいました。小学生でそんなに興味津々に植物を散策していても、それはそれで妙ですが。
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今回の撮影者 shinji kawata。ハワイでの1枚。
アフロではなく、天然パーマです。
国内外問わず活動中です。