筑波実験植物園 - 植物多様性を知る・守る・伝える -


筑波実験植物園に行ってきました。

前々から気になってはいたのですが少し距離があったので保留していた筑波実験植物園。(表の看板には「つくば植物園」とも書いてます。)
最近蘭が気になって仕方がないので、つくば蘭展の開催期間ということでよい機会だと思い、思い切って足を運びました。

想像していた何倍もの広さの温室と敷地面積、そしてつくば蘭展の面白さに驚かされました。

カメラを持ち合わせていなかったので、iPhoneでの撮影です。つくづく自分の用意の悪さには辟易です、、、



今回、人と会う約束をしていたために園内のほんの一部しか鑑賞が来なかったのですが、サバンナ温室、熱帯雨林温室はなんとかまわれました。


公式ウェブサイトからマップを拝借。
左中央部のAがサバンナ温室。Bが熱帯雨林温室。園内のほんの一部にしか過ぎません。
屋外では日本の暖温帯から冷温帯までの植生で、4つの森林区、低木林、山地草原、砂礫地、岩礫地、水生植物の計9区画と、熱帯雨林、サバンナ、水生の3温室、およびその周辺に関連する外国の温帯植生が見られるようです。

園内の植物に表記された学名はAPG分類体系というものを採用しているそうです。
DNA解析による分類が可能な現代では、これまでより正確に科学に基づいた分類が可能になっているのだとか・・・。
難しいことはわかりませんが、日進月歩の科学技術には理解を超えて感動を覚えるばかりです。「園芸は科学」だと、ベテランの園芸家が仰っていたのを思い出しました。


サバンナ温室です。写真からもわかる通りかなり大きな温室です。
この大きさと比較して、つくば実験植物園がどれだけ広いのか大体の想像がつくと思います・・・。


ユーフォルビア・フェロックス(Euphorbia ferox)の群生。
園芸店でも割とよく見かける印象のユーフォルビア。


我が家にも小さな温室で育てているヘクティア・テクセンシス(Hechtia texensis)が、地植えで伸び伸びと育っています。
冬場日照不足の我が家では現在トリコームが殆ど消失してしまいましたが、まだらにトリコームを纏うんですね。今年の夏で取り戻せるよううまくいくといいけど・・・。





観葉植物として人気のアロエ・ラモシッシマ(Aloe ramosissima)もでかいでかい。
幹肌がツルツルで美しいんですよね。
幸いぼくは小型アロエが好きなので所持欲は湧いてきませんが、こうして観ると圧巻です。





 魅惑のオージープランツゾーンもありました。
なかなか見ることの出来ない植物の数々でした。




コーデックス(塊根植物)好きには特に人気のサルコカウロン属、写真は竜骨城(Sarcocaulon herrei)です。
国内ではいい環境と栽培技術がないと本来の草姿に育たないと聞いたことがありますが、やはり伸び伸びと育っている植物を見ると自生地を思い描いてテンションが上がってきます。


 ジグザグの木の呼び名で有名なデカリア・マダガスカリエンシス(Decarya madagascariensis)も1m近くはあろうかという巨大な姿で地植えされていました。

 

もちろんサボテンも大量に見られます。


 前面に敷かれた白い石が多肉植物と実にマッチしていて、どこを見ても楽しい。
ここまで美しく魅せる温室を訪れたのは初めてのことです。


気付けば、サバンナ温室だけで100枚近くの写真をおさめていました。
それほど見所が多く、楽しめました。ブログ一記事でこのサバンナ温室で埋め尽くせるほどでしたが、さすがに疲れるので熱帯雨林温室に移ります。



温室入り口には、園芸店などではまず見かけないサイズのティランジアがお出迎え。
開花しているものが多くつり下げられていました。



 何処から載せればいいのかわかりませんが、
まずは巨大な蘭の葉。名称を撮るのを忘れてしまいましたが、ファレノプシスの一種でしょうか?写真じゃ伝わりにくいのが残念ですが葉の長さ7〜80cmくらいあったと思います。


立体的に植栽されていて、観る人を楽しませようとする運営側の努力の賜物か、本当に密林の中に迷い込んだような錯覚に陥ります。いや、天晴です、、


 

最近ちょっと気になっているベゴニアも色々と観れました。
プラントハンターが採取してきた魅惑のベゴニアをオークションなどで流しているのを見かけますが、こんな魅力的な植物をマニア達が見逃すはずもなく、悉く諦める結果に・・・。
まぁ、ベゴニアは増殖が容易なのでいずれは安価に出回るものだと信じて、今は眺めて楽しむことに徹します。笑

 

そういえば、入り口にこんなものが。
左下にぼくの手が写っていますが、これ、超でかいです。
プヤかな?と思ったけど、どうもディッキアっぽい・・・。
なんだこのでかさのディッキア。種名が同定出来ずめちゃくちゃ気になります。


ヘゴ付のデンドロビウム・エクイタンス(Dendrobium equitans)、花も美しいようですが草姿だけでも観賞価値の高い姿。和名ではツバメセッコクと呼ばれているようです。
観葉植物出身の人にとって、蘭の入り口はこういったものから入ると楽しめるのかなと思いました。実際、今のぼくがそうだったりします。

ここでも100枚近くの写真を撮りましたが、そろそろ疲れてきたのでおしまい。
最後に、つくばらん展の展示品を少々。


花茎の長さを含めれば10mを超えているでろう蘭の一種。
手の大きさと比べるとその大きさが伝わるはず。
こんなのが自生しているのだから、世界は広い。


グロい!(※良い意味で)
こんなの咲かせてみたいなあ〜


特徴的な幹の蘭。花も美しい!
この他、数えきれない数の洋蘭を目の当たりにし、新境地を開いていったのであった。

まだ画像を掲載し切れていないので、後日追加更新します。

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筑波実験植物園
http://www.tbg.kahaku.go.jp/index.php

開園時間 9:00~16:30(入園は16:00まで)
※企画展等の場合は延長することがあります。

休園日 毎週月曜日(祝日・休日の場合は開園)
祝日・休日の翌日(土曜・日曜日の場合は開園)
年末年始(12月28日~1月4日)
※上記の休園日でも臨時に開園することがあります。

入園料
一般・大学生 310円
高校生以下 無料

詳細は公式ページでご覧下さい。


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